2020年9月17日 (木)

東京都庭園美術館2020

成城の家の外構の打合せが早く終わったので、目黒へ廻り、庭園美術館に行きました。その一部を。

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2階ホールです。正面はトップライトのある「北の間」と呼ばれるベランダで、仕切りの窓は色々な種類のガラスで仕切られています。一見左右対称に見えますが、そうでないところが好ましい。

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ホールに続く廊下を見返しています。北の間の高い鴨居(?)まで届く開口部から光が漏れてフェルメールの絵画のような空間に。

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ふたつの寝室に挟まれた第一浴室には、下の写真の南側ベランダから採光しています。壁面は緑色のフランス産大理石で、床は円と直線によるデザインがモザイクタイルの張り分けで表現されていました。

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新館のギャラリー1「東京モダン生活-東京都コレクションにみる1930年代」(撮影不許可)に藤巻義夫「隅田川両岸絵巻」のNO2「白鬚橋から西村勝三像周辺まで」とNO3「商科大学向島艇庫から三圍神社まで」がそれぞれ半分くらい広げられ見ることが出来ました。やっぱり、凄い。9月27日まで。(Shio)

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2020年9月10日 (木)

ウォールナットのテーブル

先月のことになりますが、引っ越し間近の「成城の家」の施主ご夫妻と、ダイニングテーブルを選びに出かけました。新宿パークタワーにある「ATELIER MOKUBA」のショールームです。

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施主ご主人の希望は、ブラックウォールナットの一枚板です。テーブルにふさわしい大きさにカットされ、ウレタン塗装済の天板材の板がずらりと並び、壮観でした。どれも木目が美しく目移りします。お値段もなかなかでした。

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これはと思うものを引き出してもらい、全方向から眺めたり触ったり・・。ウォールナットは「くるみ科」の樹で北米産が多いようです。深い茶色と美しい木肌が特徴で、硬くて丈夫。乾燥後の狂いも少ない材料です。

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脚はスチールの角パイプをT字型に加工したもの。その上に板を載せる方式で、重厚な天板と軽快な脚部の組み合わせがモダンな雰囲気になります。

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こんな感じの美しいダイニングテーブルになりました。大きさは180㎝×85㎝、厚さは5.2㎝あります。板の裏側(ラベルが貼ってある)ですが、木目が優しいので、こちらを使おうかという話になりました。

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施主ご夫妻に座って頂き、食器を並べて広さを確認しました。
9月初めに引っ越しされて、暑い中まだ片付け中とのお話ですが、このテーブルがセットされたダイニングルームを拝見するのが楽しみです。(Nak)


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2020年9月 3日 (木)

景観の経過観察(後編)

前編に続いて後編です。写真は上から2020年4月10日、5月30日、6月12日、9月2日です。

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事務所が面する「平和公園通り」の周辺は、中野区が1993年に決定した「平和の森公園周辺地区地区計画」が定められています。

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それで、事務所の設計に際して道路境界を3m弱セットバックしました。11年前のブログ「並木をわたる風の匂い」で書いた並木道になる筈(?)なのです。

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現在6mの幅員が12mに拡幅される計画で、手前の矯正会館、下水道局も大きくセットバックして建てられています。ところがこの建物の前面道路の幅員は約8m。不思議に思っていました。

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それで今回、改めてこの地区計画の概要版を眺めてみると、計画幅員12mの「地区集散道路」は公園の前後で分断されていました。謎は解けたけど、やっぱり不思議だ。この「中野区立総合体育館」は「キリンレモン スポーツセンター」と名付けられ、10月1日オープン!(Shio)

 

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2020年8月27日 (木)

蝶になった、と思いたい。

我が家の庭も、7月の長雨が終わり8月に入ると、植物たちの勢いが一気に増してきました。

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Before 6月上旬に、プランターに植えたゴーヤですが・・

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After 「緑のカーテン」になりました。朝顔も参戦して、ややジャングル化しています。

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やっとゴーヤの実も成長してきましたが、ちょっと小さめです。長雨のせいか?

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横のプランターのパセリに、2㎝ほどの黒っぽい虫が沢山いました。「キアゲハ」の幼虫です。

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約1週間で5㎝ほどに成長。パセリは丸坊主になったので、青虫のために追加購入しました。みんなチョウになるところを見たいものだと楽しみにしていたのですが、ある日、全員が忽然と消えました。調べてみると、蛹になるために良い場所を探して移動したようです。その中でも無事に羽化できるのは、ごく一部とのこと。

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時々、きれいな「キアゲハ」が庭を飛んでいたり、こうして生け垣に止まっていたりするのを見かけます。これは、あの幼虫の中の一匹で、無事に「蝶」になったのだ、と思っているのです。(Nak)

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2020年8月20日 (木)

隅田川のすみだリバーウォーク

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数年前、隅田川周辺をうろうろしていた時期があります。その時に東武線の鉄橋を描いていました。その絵の一部です。

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この鉄橋に今年の6月、歩道橋「すみだリバーウォーク」が併設され、オープンしました。

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既存の大きな橋よりも水面に近く、その分空を広く感じます。長さ160m、通路幅2.5m。魚釣りと飛び込みは禁止されています。

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図録より「まくら橋」」で紹介した北十間川にかかる枕橋は、源森川水門があって藤牧義夫の版画と同じ角度では見ることが出来ませんでした。それが可能になったのです!(金網が邪魔だけど)

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この写真とは反対の東側に渡り切って、鉄道高架下に新設された商業施設「東京ミズマチ」を歩いていけば東京スカイツリーに到達します。役1.4Km,20分ぐらい。

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子供の頃から見惚れていたこのアーチ形の鉄の造形(名前が分かりません。)をより近くで見ることが出来るのも嬉しいことでした。(Shio)

 

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2020年8月13日 (木)

「成城の家」完成見学会

やっと梅雨明けした先週末、「成城の家」の完成見学会が行われました。当社「アトリエ海」と施工担当の「トトモニ」が参加している「NPO木の家だいすきの会」の主催です。

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リビングと、それに続く畳コーナー。障子を閉めれば独立したスペースになります。突き当りの襖の色も好評でした。

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リビングから右手を見ると、吹き抜けのあるダイニングルームです。高窓からの光が、白い漆喰壁をきれいに見せてくれます。床は「ナラ」の無垢板。奥左手はキッチンの入り口です。90㎝×180㎝のテーブルがちょうど良く、ここでお話の弾んだお客様もいらっしゃいました。

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90歳のお母さんと一緒に来てくれたお客様(友人)。住宅に色々興味があって、楽しんでくれたようです。

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鋼板と集成材を組み合わせたオープンな感じの階段は「上りやすい」と皆さんに言っていただきました。

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2階の部屋には、今回使用した材料の見本などを並べています。
2階の床は「から松」の無垢板。壁は「和紙」貼りです。

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今、住まいを設計中のお客様は、建築材料、窓の高さやガラスの種類など色々細かく見ていらっしゃいました。猛暑の中、ご参加の皆様ありがとうございました。(Nak)

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2020年8月 6日 (木)

鉄のささら桁階段

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一年余り前に「モダンなインテリア」で紹介した練馬区のK邸、今回は外構です。

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インテリアコーディネートと同時に設計を依頼されていた、アプローチの階段がだいぶ遅れて完成しました。コロナ禍の影響もあり、写真の撮影はさらに遅れました。

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段板は南洋材のセランガンバツ厚さ30mm、三枚のギザギザした切込みのあるササラ桁は厚さ12mmの鋼板を溶融亜鉛メッキで仕上げています。

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竣工間近の成城の家でも、鋼板のささら桁を使いました。こちらは上下に切込みを入れてイナヅマ型です。今週の週末8日(土)、9日(日)に見学会があります。予約はこちらまで。(Shio)

 

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2020年7月30日 (木)

「成城の家」もうすぐ完成

3月初めに着工した「成城の家」は、完成までもうひと息です。コロナ禍の中で心配な事も多々ありましたが、建て主さんはじめ、現場に係る人たちみんなの頑張りで、ここまで来ることができました。

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障子の仕上げ作業をする建具屋さんたちです。桟を彫り込んで小さな取手を付けているところ。

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リビングと一体になった階段は、白く塗った鉄骨の骨組みに集成材の段板を載せて、軽快な空間になりました。ガラスブロックの小窓からの光も効果的です。1階の壁は漆喰塗、床はナラの無垢板です。

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段板はタモの集成材。フラットバーのみの手摺が開放的です。この辺りは建て主さんの好みが反映されています。

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ダイニングの吹き抜けを見下ろす廊下の手すり壁です。所々に構造材が現れ、ちょっと複雑。

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左壁の斜めのラインは、大屋根の傾斜を反映した天井ラインを延長したものです。突き当りはご主人の寝室&書斎です。

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ドアを開けて中に入り上を見上げると、こんな楽しい?天井になっています。

若い世代の工務店「トトモニ」との協働も楽しんだ今回の現場、8月8日(土)9日(日)見学会を行います。ご案内は「こちら」です。(Nak)

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2020年7月23日 (木)

阿佐ヶ谷の「アルーク」

2年半前のブログ「Beans 阿佐ヶ谷てくて」の続きです。

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折を見て紹介しようと思っていたアニメ文化を発信する商業施設「阿佐ヶ谷アニメストリート」は、いつの間にか子育て世代を応援するコミュニティ空間「アルーク阿佐ヶ谷」に姿を変えていました。

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今年の4月から第1期がオープンし、カフェやレストランに加えて、学童保育や体操クラブ、英会話教室が入っています。

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北側のお店は奥行きが約4mで天井が高く、ロフトがあります。一方南側は奥行き約9mの広い空間が並び、壁面には合板が凹凸を付けて貼られています。

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合板は西側から順番に長方形、三角形、円形に切り取られて重ねられ、影を活かして飾られていました。東に通り抜けると「桃園川緑道」につながります。(Shio)

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2020年7月16日 (木)

北国で南国生まれの馬に乗る

北海道・十勝では夏が始まりました。いつもの牧場を久しぶりに訪問しました。

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緑はぐんぐん成長し、清楚な花がたくさん咲いています。カラマツ林の中はひんやり、爽やか。

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丘の上から見下ろす広大な畑と街並み、遠くの日高連峰の眺めは心を開放してくれます。

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次の日に乗せてもらったのは「ブルトン種」という大きな馬の「由美子ちゃん」6才で、体重は730㎏程らしい。競馬の馬は400~500㎏なので1.5倍はあります。前を行く「モモ」よりも頭一つ大きいです。

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国道を歩いていると、車で通りかかる地元の人もちょっと驚いた眼で見ていました。とても大人しく、ダイナミックな動きで乗り心地もなかなかです。

実はこの「由美子」は、今年の1月に、南国・土佐の高知から馬車曳きの「修行」にやってきたのです。肉馬として育てられていましたが、人懐こい性格で力持ちのこの仔を、子供を乗せたり、馬車を曳く仕事のできる馬にしたい、という周りの人たちの熱い思いで立ち上げられたクラウドファンディングによって費用が集まり、はるばる北海道まで、やって来ました。

高知からの出発の様子など、下記で。

https://www.facebook.com/daddyranch/posts/2896529197074254

   

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南国から突然、冬の北海道にやって来て、戸惑うことが沢山だったと思いますが、頑張って乗り越えて優秀な「働く馬」に成長中なのです。(Nak)
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