2019年6月13日 (木)

モダンなインテリア

この春竣工した練馬区のKさんのお宅は、住宅メーカーによる建物ですが、なかなか開放的で気持ちの良い住まいです。メーカーの標準設計にご自分のセンスを盛り込んだインテリアにしたいということで、壁仕上げなどのご相談がありました。

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階段横のアクセントになる壁は、タイル張り。白い壁は、薄塗の左官壁とクロスの組み合わせですが、違和感なくまとまりました。照明器具や家具は施主Kさんのセレクト。「北欧風」のイメージです。

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スチール製の階段や手すりも、スッキリ、モダンな雰囲気です。

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リビングの吹き抜けを見下ろしたところです。半透明の布製ブラインドがおしゃれです。

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個室の壁クロスは、選んで頂きました。息子さんは濃紺のアクセントウォールです。

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娘さんは明るいグリーンの壁クロスです。

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2か所あるトイレの壁クロスも、きれいな色を選んで頂きました。久しぶりに「色」や「柄」で遊んだ感じがします。(Nak)

 

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2019年6月 6日 (木)

10年目の風の便り

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10年前の5月18日、「アトリエ海から風の便りを発信します」と題してこのブログを始めました。その4日後、「並木をわたる風の匂い」というタイトルで事務所までの道案内をしています。

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サンプラザと中野駅の間にあった自転車駐輪場が「中野駅自由通路・新駅舎及び駅ビル新築他」の敷地に変わり、並木はすべて無くなりました。区役所脇の並木は健在です。

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区役所の西側、警察学校の跡地が四季の森公園に変貌し、その一角のセントラルパークイーストに沿って、いかにも今風の並木が植えられました。

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その先のケヤキ並木の何本かは既に引退して、新しい若木と交代しています。この左側にある中野区立体育館も解体され、駅前にある区役所がここに建て替わる予定です。10年ひと昔。早いんだか、遅いんだか?

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事務所(真ん中の打ち放しの建築)のある「平和の森公園通り」が幅員12mの並木道になるのはまだまだ先のようです。(Shio)

 

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2019年5月30日 (木)

上尾の家・工事進行中

3月中旬に着工した「上尾の家」は、4月に無事、上棟し、工事が順調に進んでいます。施主は「木の家だいすきの会」の会員さん。工事担当は笹森工務店です。

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少し前になりますが、瑕疵担保保険の構造検査を受けている様子です。もちろん問題なく合格です。

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木組みが見える家にしたい、という施主の希望で、柱や梁、屋根の杉野地板を現しにしています。ここは施主の寝室・書斎になる2階部分。天井高さが抑えられている分、小屋組みや野地板が間近になり、屋根裏部屋の様な雰囲気です。

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今回は2階の床下地に、合板ではなく、30㎜の杉厚板を斜めに張る工法を採用しています。2階床仕上げはこの上に「桧板」を張る予定です。ここに写っている2階床梁も1階の天井に見えてきます。木材は埼玉、とき川の杉を使っています。

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小屋裏の収納の床も杉厚板斜め張り。ここは仕上に板を張らず、下張りのままで、荷物を入れる予定ですが、出来上がったら面白い空間になりそうです。

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居間の吹き抜けには、まだ養生の紙に包まれていますが、24㎝角の大黒柱が立っています。これは昨年の11月、とき川の山で伐採に立ち会い、「協同組合・彩の森とき川」からプレゼントしてもらった杉の木を製材したものです。山の中と同じように「すっくと」立っています。(Nak)

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2019年5月23日 (木)

浅草・三社祭の今と昔

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5月の連休が終わると毎年、今年こそはと思います。浅草、浅草寺の境内にある三社様のお祭りが目の前だからです。

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何と言っても、高倉健「唐獅子牡丹」の歌詞の一節、「・・・祭りイばやしイに詫びてエー行イくー」の「お祭り」がここなのです。

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仕事やその他の事情で、4年ぶりの参拝。本社神輿渡御順路のルートマップを片手に、町内神輿を見物しながら「一の宮」のお神輿を追っかけました。

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四十年余り前、本社神輿の「宮入り」を撮ろうと浅草寺の本殿階段で待つこと数時間、ようやく写した写真がこれ。懐かしい思い出です。(Shio)  

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2019年5月16日 (木)

十勝で馬車に乗る

一気に春が訪れた感のある北海道・十勝に旅してきました。真夏日の気温まで上がった日もありましたが、湿度が低くとてもさわやかです。

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牧草地も青々としています。中には入らない様注意して、外周を走ります。奥のほうはカラマツの防風林。

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山の入口には白い可愛い花がたくさん咲いていました。ニリンソウやオオバナノエンレイソウなど。馬たちも足元に美味しいものがたくさん生えているので、すぐに「道草を喰おう」とします。

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今回のお楽しみは「牧草馬車」。この地方で、昔使われていたものを、古い農家さんから譲ってもらったそうです。麦わら帽子でレトロな雰囲気を出してみました。馬車を曳くのは、力持ちの「モモ」、女の子です!

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良いにおいのする乾燥した牧草の上は適度にクッションが効いて、乗り心地満点です。のんびり、のんびり、農道を歩いていきます。
実はこの馬と馬車は、今放送中のNHK朝ドラ「なつぞら」に出演しました。牧場のご主人は馬車と馬耕の指導をしたそうです。4月中に何度か登場したので、仲間たちは大喜びでした。
NHKの公式インスタグラムに動画も。

https://www.instagram.com/p/BtvImAYBzI4/

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わたくし、女優の「モモ」です!サインしてあげてもよろしくってよ・・。(Nak)

 

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2019年5月 9日 (木)

ル・コルビュジエ展に行きました。

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ル・コルビュジエ展に行きました。先月の中旬のことです。なるべく空いている時を狙って。

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上野の国立西洋美術館はル・コルビュジエが設計した建築で、1956年6月に開館しました。彫刻はブールデルの「弓をひくヘラクレス」

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三角形の天窓がある吹き抜けの大空間「19世紀ホール」は写真の撮影が許可されています。今月19日(日)まで。

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建築写真や作品の模型はもちろん、並べられていますが、今回の眼目はル・コルビュジエの絵画。吉阪隆正全集第8巻「ル・コルビュジエと私」の解説に、コルの絵のカラースライドを見せられた時の日記が紹介されていました。少し長くなりますが・・・

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「何かわからない形。しかし美しい形と色。何が?何が彼にあの色をあの形であそこに塗らせたのか?あの曲線の躍動は実に愉快だ。どこから見つけて来たのだろうか。彼の発明ではない。どこかにあったものを見つけて来たのだ。発見なのだ。どこからどうして?どうして私にはできないのか?」(1951・11・15)
模型は「ガルシェの家」1926-27。絵は「静物」1922で、2016年の「ポンピドウー・センター傑作展」の際、絵葉書を購入しました。(Shio)

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2019年5月 2日 (木)

「塩竈桜」を見に。

桜前線は日本列島を北上し、北海道へ渡ったところのようですが、先週、宮城県の塩釜市・塩竈神社で遅咲きの桜が満開とのことで、帰省のついでに足を伸ばしてみました。本塩釜駅で降りて徒歩15分ほどです。

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202段の階段を上ったところに本社殿があります。塩竈神社は1200年を超える歴史があり、「陸奥の国一之宮」と呼ばれて、歴代の権力者から厚い信仰を集めていました。国府「多賀城」の鬼門の位置にあたるところから、その守護神でもあったそうです。

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本殿脇に咲くのが、天然記念物の「鹽竈桜(シオガマザクラ)」です。ソメイヨシノなどが散った後に咲き始め、ちょうど満開でした。

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サトザクラ系ヤマザクラ、だそうで、紅色が濃く、枝に手毬状に咲いています。境内には他にも何本かあり、お花見の団体バスも来ていました。

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歴史を感じさせる建物がいろいろある神社への参道は、楽しい散歩道になっています。こちらは、神社の御神酒を納める酒屋として始まり、全国的にも名高い「浦霞」を作っている佐浦酒造の石蔵です。妻に家紋の「違丁子(ちがいちょうじ)」が付いています。

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味噌・醤油の荻原醸造の建物は、江戸末期のものだとか。店先の大きな仕込樽が目印です。

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この辺りは、2011年の大震災で津波に襲われました。壊滅的な被害は免れたものの、駅の周りなどは再開発で、以前とは大きく姿を変えつつあります。大樽の横には、「この地点まで津波が到達する」と刻まれた石碑が建っていました。(Nak)

 

 

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2019年4月25日 (木)

上尾の家上棟

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先週の金曜日は晴天。上尾の家は上棟を迎えました。上空に伸びたクレーンがJR高崎線の車窓からも見えました。

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飯能のプレカット工場から早朝届けられた材木が、大工さんとクレーンの操縦士の無言の合図で、次々と指定の位置に揚げられて、組み立てられていきます。

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サーカスには斜めに張った綱の上を傘を持って、上り下りする「坂綱」という演目がありますが、こちらの棟梁はカケヤを持って斜めの梁(登り梁)を行ったり来たり、ハラハラします。(手前のパイプは無視して下さい)

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夕方4時半、天井の仕上げを兼ねた杉板30㎜の野地板を張り上げて、この日の予定を終了。ノンアルコールの上棟式に移りました。

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上尾の家は2階の床と屋根の下地に杉板の斜め張りを使って、地震や風による水平方向の揺れに対抗しています。翌日の午前中にはその屋根筋交いもすばやく完了。(Shio)

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2019年4月18日 (木)

どんぐりの家の家具

  先日完成した「どんぐりの家」には、「羽工房」が製作した家具が入りました。胡桃材で丁寧に作られた食器棚とダイニングテーブル&椅子です。

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キッチンセットの背面に食器棚を設置する準備をしているところです。床に土台となる木材をしっかり固定して戸棚の足元部分をはめ込み、本体も動かない様に留め付けます。

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左半分が開き戸の食器棚。右半分はオーブンや炊飯器、ポットなどを置く棚です。施主のOさんと、使い方を細かく打ち合わせながら計画しました。キッチンと通路部分を緩やかに区切る間仕切り的な役割もあります。

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こんな特注のキッチンスツールも。使い心地よく、重くなく、美しい椅子です。

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今度はダイニングテーブルの組み立てです。長年寝かせておいた胡桃の板は、裏もきれいな木目です。天板は180㎝×90㎝、高さは63㎝と低めで、椅子もそれに合わせて座面を36㎝にしているので、座るととても落ち着きます。

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家具が入ると空間が一気に引き締まります。カラマツの床、杉の天井や建具、造作材、左官仕上げの壁等とマッチして、優しい雰囲気になりました。「羽工房」は、この家で使われている柱や梁の木材の産地と同じ、埼玉県・ときがわ町の家具工房です。(Nak)

 

 

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2019年4月11日 (木)

木材検査とプレカット打合せ

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先週の火曜日は「協同組合 彩の森とき川」に行き、「上尾の家」に使われる構造材の全量検査に立ち会いました。計測されていた含水率とヤング率を確認し、目視でそれぞれの色、艶などを見ていきます。

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次に図面と照合しながら、どの位置にどの材を配して、どの面を見せるか、主な柱、梁について決めていきます。節などは見た目もですが、構造的にも力の掛かるところはNGです。

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そして、今週の火曜日、飯能市のプレカット工場、日本住建㈱に赴き、まづ、会議室で打合せをしました。前もってメールで図面のやりとりはしていましたが、やはり面と向かっての打合せは重要です。前日にとき川の木材が届いていました。

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工場では現物を見ながら、改めて決められた柱と位置を確認し、240角の大黒柱の面の大きさや、小屋梁端部のカット寸法などを打ち合わせました。春を迎えて慌ただしくなって来た今日この頃です。(Shio)

 

 

 

 

 

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