2017年10月12日 (木)

羊のいるワイナリー

中央本線・各駅停車に乗って1時間半で、「勝沼ぶどう郷駅」に到着。向かった先は「日本最古のワイナリー」といわれている「マルキワイナリー」です。
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ぶどう畑に向かうと、なぜか羊たちがお出迎え。何かもらえると思って、人懐こく近寄ってきました。この羊たちのお仕事は、と言うと・・・。

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ブドウ畑の雑草を食べるのが仕事なのです。立派に実ったブドウ・「甲州」の棚の下でのんびり寛ぐ羊2頭。様々な雑草を増やすと地中の微生物も増加し、生命力のあるブドウの木が育つそうで、その雑草を羊が食べることで土が掘り返され、排泄物も自然の肥料になるとのこと。「不耕起草生栽培」というのだそうです。

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貯蔵庫の入口に飾ってある、古いワインの瓶。創業者の土屋さんは、明治10年ころ渡仏してワイン醸造を学び、明治24年に「マルキ葡萄酒」を設立したそうです。

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この樽に入れて数か月から1年ほど寝かせ、そのあと瓶詰にされていきます。フランス製のオークの木で、良い香りが漂っていました。一通り見学した後は、もちろん試飲もさせてもらいました。

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ワイナリーの次は、ワイン用ではなく、生食用のぶどう園にも立ち寄りました。屋根のように広がるぶどう棚の下、何種類も試食させてもらい(逆上して?)色々買ってしまいました。こちらも自然農法で作られたブドウで、上品な、初めての美味しさでした。(Nak)








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2017年10月 5日 (木)

青山・ペガサスビル

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山下和正建築研究所が設計・監理の「顔の家」です。目の働きをする窓、換気機能の鼻、出入りするための口がドアです。先週、竹橋の国立近代美術館で催されている「日本の家」展に行きました。(一部を除いて、撮影可です。ナント「所蔵作品展」も撮影可!)

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お施主さんの目立つ建築をとの注文に応えたそうです。御幸通りの「フロムファースト」や虫ピン模型で有名な「数寄屋橋交差点の交番」も山下さんの作品ですが、これを観て思い出したのは、外苑東通りの「ペガサスビル」でした。

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時々、この通りを行き来しますが、フラットなファサードが並ぶ中、各階で異なる凹凸の激しい外観は、昼夜共に存在感が際立ちます。竣工は39年前の1978年12月。けれど、古さを感じません。

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実はこの5階のバルコニーの手すりは、上から見るとお施主さんの横顔の輪郭になっています。昔、建築雑誌で図面が掲載され、解説されていました。こちらはさり気無いユーモアです。
なお、「日本の家-1945年以降の建築と暮らし」展は、展示が盛りだくさんの上、ビデオや体験展示もあるので、観るのに時間が必要です。僕は2回行きました。(Shio)

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2017年9月28日 (木)

キッチンのショールームへ

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シンプルな平屋のOさん宅は、基本設計進行中です。そろそろ設備も検討することになり、先日キッチンのショールームに出かけました。

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ホーロー材を中心に使っている「タカラスタンダード」の製品は、化学物質過敏症等に関心のある方たちからもご希望が多く、今までも何軒か採用しています。今回のOさんも、ご自分で熱心に調べていらっしゃいました。候補品の現物を早速、チェックです。

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最近のキッチンの引き出しは、収容力が抜群です。高さ(深さ)も無駄がないように設計されているようで、ほとんどの物はここに入りそう、とのことでした。お料理好きのOさん、キッチンについては、こだわりを持って検討されています。

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レンジフードも煙を吸い込みやすいように、また掃除がしやすいように、色々と工夫されている様で、説明を受けながら感心することしきり。

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他に、洗面化粧台やトイレの設備なども見せてもらいました。この便器は洗浄ノズルがステンレス、というところがなかなか良さそうでした。(Nak)







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2017年9月21日 (木)

北野神社のお祭りの思い出

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先週の土曜、日曜は北野神社のお祭りでした。アトリエ海の氏神様です。子供の頃、目の前の刑務所通り(今の平和の森公園通り)は小さな商店街だったので、祭礼期間中はそれなりに活気がありました。

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まず親に促されて、山車の綱を引っ張ることから子供はお祭りデビューを果たします。ほとんど大人の力で動いているので、子供の方が引っ張られている光景です。ドーン、ド-ン、カッカッカと太鼓を叩くようになれば、一人前。

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小学校も高学年になると、子供神輿を担ぎました。授業が終わるのが待ち遠しかった。その頃は60年安保闘争の時代で、ワッショイ、ワッショイの掛け声の合間に意味も分からず「アンポ、ハンタイ」と叫んでました。

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それから今日まで、お神輿を担いだことはありませんが、大学の卒論「粋な空間論」の調査を切っ掛けに、浅草三社祭には結構通っています。
仕事をしていて、お囃子や掛け声が聞こえてくるとジッとしてはいられません。それで、上の写真を撮りました。(Shio)

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2017年9月14日 (木)

目黒の家のリフォーム・その2

1階のリフォームが完成し、何とか引っ越しも終わった「目黒の家」。今度は、娘さん家族が住むために、2、3階のリフォーム工事にとりかかります。

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3階の和室は、屋根の形に合わせて天井も曲面です。今度も内装はほとんどそのままに、ベッドを入れて寝室として使うそうです。

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曲面はこんなところにも・・。階段上がり口の天井ですが、当時の大工さんが苦労して、合板で作ってくれました。特に傷みもなく健在です。

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建物の傷みが少ないのは、施主・ご主人の努力の賜物です。木製の窓枠なども、ご自分でヤスリを掛け汚れを落として、塗装しています。こんな記録も残っていました。

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今度こちらで暮らすことになるのは、若いご夫婦と小さな娘さん2人です。このダイニング・リビングも、形を変えずに、クロスの張り替えなどを行います。ここで育ったお母さんなので、使い勝手はよくご存じです。

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上の写真の中央にある丸柱には、こんな風に「背比べ」のマークが刻んであります。お母さんである娘さんと、隣に住むそのお姉さんの、子供のころの成長の記録です。これから、そのまた娘さんたちの「背比べ」の記録が加わっていくでしょう。(Nak)









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2017年9月 7日 (木)

ときがわの旅「低温乾燥庫」

前回ときがわの旅の続きです。

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最初の訪問先「協同組合彩の森とき川」には木材を天然乾燥に近い状態に仕上げるための低温乾燥庫があります。写真は昨年5月、石神井の家の材料検査の時のもので、完成直前の状態です。

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今年8月のグリーンエア工法研究会で職業能力開発大学校の定成先生から、「ぜひ皆さんも庫内の空気環境を実感してください。」とのお話があり、今回、室温35℃、湿度70%に設定された室内に入らせてもらいました。

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内壁には数か所、温度・湿度センサーの「おんどとり」が設置され、30m離れた事務所からデータを見ることが出来ます。乾燥中の杉の構造材、板材に囲まれて5分ぐらい滞在した感想を言えば、なかなか気分の良いサウナ状態というものでした。

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高温乾燥による木材の細胞組織の変化による内部割れや香り、風合いの損失を防いで、かつ十分に乾燥するための試みですが、ちなみにこの温度と湿度は、人間にとって熱中症の「暑さ指数」にエイヤッと換算すれば「33℃、危険」となります。(Shio)

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2017年8月31日 (木)

ときがわ町へ、小さな旅

先週末は、埼玉県「ときがわ町」へ小さな旅に出かけました。今、住まいを計画中のOさん、木の家だいすきの会・事務局の山本さん、工務店(株)クオリスの鈴木さん、も一緒です。

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はじめに訪問したのは、木材の「協同組合彩の森とき川」です。地元の山で採れた木材を製材、乾燥、保管している様子を見せてもらい、代表の田中さんからは、木材にかける熱い思いをたくさん話して頂きました。

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同じ杉でも、木の部位による性質や色の違い、使い途による製材寸法の違いがあることなど、わかりやすく説明してもらいました。床材になる厚さ30㎜の杉板なども実際に触れて、感触を確認できました。

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お昼は近くのうどん屋さん「やすらぎの家」へ。明治31年に建てられた古民家を移築したそうです。もちろんうどんは美味しく、お値段もリーズナブルでした。

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午後からは、手作り家具の「羽工房」へ行きました。ダイニングセットや食器棚などの下見と相談です。「くるみ材」がメインの素敵な家具が色々並んでいます。

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椅子に実際腰かけて、座り心地を確かめました。ちょっとした寸法の違いで感覚が変わることに驚きました。座面の細かい溝と背もたれのカーブ、がポイントです。

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最後は小川町のGさんのお宅訪問です。今回ご一緒した工務店(株)クオリスさんが5年前に工事を手掛けた住宅で、設計はアトリエヌック。どちらもNPO木の家だいすきの会のメンバーです。リビングの吹き抜けが開放的な、とき川の木を使った風通しの良いお宅でした。
見どころが盛りだくさんの「小さな旅」を終えました。(Nak)










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2017年8月24日 (木)

「中野」の近況

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残暑お見舞い申し上げます。

春を待つふたつの校舎」で紹介した区立中野中学校の体育館の窓には、「祝 関東大会出場 卓球部 福田晴美さん」の垂れ幕が下がっています。遊歩道の入り口に、統合前の我が母校「中央中」の校歌が石碑になっているのに気が付きました。

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この中野中学校の南隣の空き地が、この春にようやく、「中野四季の森公園」の拡張部として整備され、公開されました。現在は主に「グルメ芸人祭」などのイベント広場として使われているようです。

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サンプラザの南側、5年前の「中野駅北口の現在」でお知らせした時にイベント広場であった場所は、路線バスのロータリーに変貌しました。野方駅、八成小学校、井草一丁目行の停留所はここに移りましたので、ご注意を。

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中野の新しいパークアベニュー、四季の森公園では恒例の「中野セントラルビアパーク×キリン一番搾り」で賑わっています。一部の樹木にはミスト発生装置が取り付けられて、涼しげな雰囲気を作りだしています。ビアパークは「好評につき、9月末まで延長決定」とのこと、ご注意を!(Shio)

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2017年8月17日 (木)

心地よい冷房システム体験

先週末、代々木公園の近くにあるピーエス暖房機のショールームに、うかがいました。放射型(輻射型)冷暖房システムの「冷房」機能を体験するのが目的です。

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白いスクリーンを構成しているフィンの中に冷水が通っていて、表面から冷気が伝わってきます。木陰や洞窟の中にいるようなひんやりした感じ、と説明されました。表面には水滴が付いていて、ちょうどコップの表面が結露したような状態ですが、これで室内の湿気を自然に除湿しているとのこと。

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今回は、住まいを計画中のお客様とご一緒しましたが、ショールームに一歩、足を踏み入れた途端に、すーっと気持ちの良い涼しさに包まれた、とおっしゃっていました。パネルの掃除の仕方、温度調整の仕方なども、熱心に質問されていました。

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フィンの奥行きがあるので、見る角度によって視線がさえぎられたり、向こうが見通せたり変化があります。冬はこのパネルに温水を通してマイルドな暖房機になるので、一番寒いころに訪問して暖房体験をする予定です。

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洋服掛けとパネルを組み合わせた家具の展示品。こちらはフィンに低温の暖房を仕込んで、衣類の除湿をするのだとか。その他、漆喰壁の中にパネルを組み込んで壁本体を冷暖房する等、様々な試みを行っているようです。(Nak)







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2017年8月10日 (木)

「戦争」の展示をハシゴする

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8月6日日曜日。新宿西口の住友ビル(三角ビル)48階にある「平和記念展示資料館」へ「漫画でたどる引揚げ展」を観に行きました。ちばてつや等11人の漫画家が子供の頃に体験した戦争と引揚げを描いた作品が展示されています。

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8月7日月曜日。昼食を中野区役所の食堂でとりました。1階の区民ホールで平和企画展示「広島・長崎の原爆記録写真」を観ることが出来ました。14日から16日は同じく1階の特別集会室で「平和資料特別展示」も行われるとのことです。

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8月8日火曜日。二駅ほど足を延ばして、この日は杉並区役所へ行きました。1階ロビーで催されている「原爆と人間展」です。ここでは、原爆が爆発した高度がスカイツリーと比較されて図解されていました。広島が580m、長崎が503mでスカイツリー(634m)より低いところで爆発したことを知りました。

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写真以外の展示でもうひとつ、実感として恐怖を感じたのがこの広島に落とされた原子爆弾「リトルボーイ」の原寸模型です。その威力と比較して、長さ3.2m、直径71㎝はあまりにも小さかった。なお、先月、国連で採択された核兵器禁止条約に、日本は加盟すべきだと思っています。(Shio)

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