2017年8月17日 (木)

心地よい冷房システム体験

先週末、代々木公園の近くにあるピーエス暖房機のショールームに、うかがいました。放射型(輻射型)冷暖房システムの「冷房」機能を体験するのが目的です。

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白いスクリーンを構成しているフィンの中に冷水が通っていて、表面から冷気が伝わってきます。木陰や洞窟の中にいるようなひんやりした感じ、と説明されました。表面には水滴が付いていて、ちょうどコップの表面が結露したような状態ですが、これで室内の湿気を自然に除湿しているとのこと。

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今回は、住まいを計画中のお客様とご一緒しましたが、ショールームに一歩、足を踏み入れた途端に、すーっと気持ちの良い涼しさに包まれた、とおっしゃっていました。パネルの掃除の仕方、温度調整の仕方なども、熱心に質問されていました。

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フィンの奥行きがあるので、見る角度によって視線がさえぎられたり、向こうが見通せたり変化があります。冬はこのパネルに温水を通してマイルドな暖房機になるので、一番寒いころに訪問して暖房体験をする予定です。

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洋服掛けとパネルを組み合わせた家具の展示品。こちらはフィンに低温の暖房を仕込んで、衣類の除湿をするのだとか。その他、漆喰壁の中にパネルを組み込んで壁本体を冷暖房する等、様々な試みを行っているようです。(Nak)







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2017年8月10日 (木)

「戦争」の展示をハシゴする

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8月6日日曜日。新宿西口の住友ビル(三角ビル)48階にある「平和記念展示資料館」へ「漫画でたどる引揚げ展」を観に行きました。ちばてつや等11人の漫画家が子供の頃に体験した戦争と引揚げを描いた作品が展示されています。

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8月7日月曜日。昼食を中野区役所の食堂でとりました。1階の区民ホールで平和企画展示「広島・長崎の原爆記録写真」を観ることが出来ました。14日から16日は同じく1階の特別集会室で「平和資料特別展示」も行われるとのことです。

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8月8日火曜日。二駅ほど足を延ばして、この日は杉並区役所へ行きました。1階ロビーで催されている「原爆と人間展」です。ここでは、原爆が爆発した高度がスカイツリーと比較されて図解されていました。広島が580m、長崎が503mでスカイツリー(634m)より低いところで爆発したことを知りました。

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写真以外の展示でもうひとつ、実感として恐怖を感じたのがこの広島に落とされた原子爆弾「リトルボーイ」の原寸模型です。その威力と比較して、長さ3.2m、直径71㎝はあまりにも小さかった。なお、先月、国連で採択された核兵器禁止条約に、日本は加盟すべきだと思っています。(Shio)

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2017年8月 3日 (木)

南木曽への旅

中央高速道を約270km往復して、伊那・南木曽方面に出かけました。初めて訪れた「妻籠宿」。江戸時代の宿場町の面影を残す町並みが保存されています。「電柱」はありません。

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妻籠宿の人たちは、昭和40年代前半に町並みを守る運動に率先して取り組み、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、その保存事業によって景観が維持されています。ここでは民宿や、飲食店、土産店などが営まれ、人の「生活する」町並みが見られます。

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軒先の花飾りです。秋、藁に渋柿を入れて干した後、取り出した穴に花瓶を入れて花を飾ったものだそうで、みんな足を止めて見ていました。

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囲炉裏のある間の、ひび割れた土壁が格好良いです。

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公開されている「脇本陣」の座敷では、旧暦で祝う七夕の竹飾りが飾られていました。ちょうど外人さんのグループが来ていて、珍しそうに記念撮影をしていました。

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あまりの暑さに、茶店に飛び込んで「かき氷」を食べました。クーラーはなくとも、あっという間に涼しくなりました。日本の夏・・満喫というところでしょうか。(Nak)







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2017年7月27日 (木)

原寸ゴジラ

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先月の日曜日、新宿へ出る用事があって、新宿東宝ビル8階のカフェテラス「ボンジュール」で昼食をとりました。昔、早慶戦の夜に池に飛び込んだりした、歌舞伎町の新宿コマ劇場があった所です。

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ここの屋外テラスにゴジラが頭を出しています。地上から高さ52m、1954年の「ゴジラ」第1作の身長とほぼ同じです。ネットの情報に依れば、造形は1992年の「ゴジラVSモスラ」の平成ゴジラがモデルとか。

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1954年(昭和29年)当時、東京タワーはまだ建設されておらず、ゴジラが襲った国会議事堂の高さが65.45mで、怪獣の巨大さを現す定規の役割を果たしていました。

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1984年の復活「ゴジラ」では、80mに成長(?)して、この年竣工したばかりの有楽町マリオンを壊しましたが、このセンタービルが高さ約75mで定規になっています。そのカーテンウォールにゴジラがゆらゆら映るシーンは特撮マニアにとって、衝撃的でした。
ちなみに2016年の「シン・ゴジラ」第4形態は身長118.5mだそうです。(Shio)

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2017年7月20日 (木)

目黒の家のリフォーム・Ⅱ

先日リフォーム工事が竣工した「目黒の家」の1階は、元はご両親の住まいだったので、水回りの設備等はだいぶ古くなっていました。今回、空間の用途を大きく変更しましたが、設備類もずいぶん新しくなりました。

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施主ご主人のこまめなメンテナンスのおかげで、28年目とは思えないコンクリート打放しの外壁や玄関廻りです。今回、庇はステンレス製になりました。

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玄関の収納もすっきりと出来上がりました。上り框は以前のままで、床をナラの無垢材に張り替えました。

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ご両親が使われていたダイニングキッチンです。キッチンセットは28年前のクリナップ製。

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このダイニングキッチンは「寝室」に変身しました。上の写真の反対側になりますが、洋服収納などもたっぷり作りました。窓はそのままで、防音用のインナーサッシを付けました。

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浴室は落ち着いたグリーン系のタイル張りでした。冬はかなり寒かったようですが、ご両親は構わず使われていたようです。

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今回はパッと明るい、ホワイトの浴槽とタイルです。平面形状の関係でユニットバスは入らず、在来の浴室ですが、温水床暖房と暖房乾燥機を付けました。冬が楽しみです。(Nak)

















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2017年7月13日 (木)

石神井の家の半年点検

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今週の火曜日は「石神井の家」へ半年検査に伺いました。斜面地という敷地条件から、基礎を深く設計しましたが、ステンレス製の換気スリットと防水塗料が効果を発揮して、床下は十分に乾いていました。ひと安心。

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南西に開けているこの場所では、特に午後の西日対策が重要でした。それで、2階の窓の両側の上下に短い物干し金物を設置し、夏場は竿を通して簾を固定出来るようにしました・

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1階の掃出し窓対策としては上記下段の竿に農業用の遮光ネット(遮光率80%とか)を架け渡し、庭に立てられたガーディニングのアーチに結び付けられていました。後付けのテラス囲いの日除けにもなっています。

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日当たり充分の庭には植栽や鉢植えが、立体的に並べられていました。サツマイモの葉っぱが緑のカーテンを登っていて、アーチに吊るされた袋状のネットには、小ぶりの西瓜が人工授粉で実を結び、目の前に浮かんでいたのが愉快な光景でした。(Shio)

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2017年7月 6日 (木)

緑のカーテン2017



今年も「緑のカーテン作り」の季節がやってきました。始めたのは2011年の夏で、6年目になります。はじめはゴーヤの苗を二株、プランターに植えて、思いがけなく早い成長にわくわくしながら水遣りに励みました。翌年は株を増やしたところ、混み合ってジャングル化。西洋朝顔も参戦して収集がつかない状態にもなりました。

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今年は2基のプランターにゴーヤ2株づつ、です。これは植えつけて10日後位で、順調に成長中の姿です。

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約一週間後、蔓がどんどん上昇中、四方八方に手を伸ばし始めました。葉っぱも大きくなってきました。ここからまた一気に成長するはず・・。

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ゴーヤの実は、まだ可愛らしい姿ですが、花もたくさん付いているので楽しみです。

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他にも「朝顔」、「インゲン2種類」、勝手に生えてきた「青ジソ」、「風船蔓」などいろいろと賑やかなMy Gardenです。

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ところで、この季節、といえば「七夕」。駅のコンコースには、地元の保育園で作った可愛い竹飾りが並んでいました。梅雨明けはいつごろになるのでしょうか?(Nak)






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2017年6月29日 (木)

ある日の耐震調査

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アトリエ海は東京都木造住宅耐震診断事務所に登録しており、また中野区の耐震診断士でもあります。中学時代の同級生から、終戦直後に建てられたお宅の相談を受けたのが切っ掛けでした。

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耐震調査には、新築と違って、どのような経緯で、どのような工夫や工法が駆使されているか、推理小説を読み解くような楽しみがあります。
先日、お伺いした築60年のお宅の小屋裏には、小屋梁ごとにそれぞれ2、3枚の足場板が架け渡され、天井裏には一面にビニールシートが敷き詰められていました。

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その答えは天袋の内壁に貼ってありました。
「天井裏と天袋にビニールを張ったことについて」と題された毛筆の覚書です。「この家を建てヽ丸五年経った三十七年・・・」で始まります。七月のある日、屋根裏に上って電灯で隅々を見たら、一面にゴミやホコリが積もっていたのだそうです。

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さっそく、古材を上げて掃除を始めたものの、汗がひどく、目や喉も痛くて苦しく、涼しくなってからやることにしたと続きます。結局、九月に入ってから、土曜日と日曜日を使ってお一人でやり遂げ、最終日、初めて奥さまを屋根裏に上らせ、苦心を語り、「天井裏にビニールを張る人は世間には少なかろうと笑って、・・苦しい作業が済んだことを喜び合った。」と結ばれています。署名には63歳とありました。いいなー。(Shio)

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2017年6月22日 (木)

目黒の家のリフォーム

「目黒の家」1階のリフォーム工事が完了しました。このお宅はコンクリート3階建てで、竣工は1989年です。高齢のご両親を見送られたシニア世代の施主が、今回ご自分たちの住まいとして、ご両親が住んでいた1階をリフォームしました。

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手前と、真中の木の格子がついているバルコニーは今回リフォームした「目黒の家」。奥は昨年竣工した「目黒の家その2」で、娘さん家族の住まいです。

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ご両親が使っていた家具はダークな色調で、落ち着いた感じのリビングルームでした。

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今回は、ナラ無垢材のフローリングとプラスター塗りの壁で明るい感じになりました。前からあるステンドグラスの前は造り付けカウンターの書斎コーナーです。これから大きなダイニングテーブルを入れる予定です。

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リビングに続いて8畳の和室がありました。寝室、仏間として使われていました。

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和室部の内装をすっかり解体したところです。30年近く前にコンクリート打ちの現場に通っていた時を思い出して懐かしくなりました。床の四角い穴は掘りごたつの跡。

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ここは開放的なキッチンになりました。右奥に冷蔵庫やIHヒーターが収まっています。左奥の収納戸棚も含めて「キッチンハウス」の製品です。

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キッチンの取り扱い説明を受ける施主ご夫妻。キッチンハウスの担当Oさんは、施主の奥様が先生として勤めていた小学校に、同時期、生徒として通っていた可能性があることが判明し、みんなで驚きました。(Nak)
















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2017年6月15日 (木)

2017年6月15日

別の話題で写真も準備していたけれど、急遽変更。
本日早朝、自民党と公明党が法務委員会の採決を省略して、参議院本会議で「共謀罪」の採決を強行しました。以下は5日前に世界平和アピール七人委員会が出した緊急アピール「国会が死にかけている」の抜粋です。全文はネットでみて下さい。(写真は箸休めで本文とは関係ありません。堀切のある春の日の風景です。)

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「 かってここまで国民と国会が軽んじられた時代があっただろうか。
 戦後の日本を一変させる「共謀罪」法案が上程されている国会では、法案をほとんど理解できていない法務大臣が答弁を二転三転させ、まともな審議にならない。安倍首相も、もっぱら質問をはぐらかすばかりで、真摯(しんし)に審議に向き合う姿勢はない。・・・

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 いまや首相も国会議員も官僚も、国会での自身の発言の一言一句が記録されて公の歴史資料になることを歯牙にもかけない。政府も官庁も、都合の悪い資料は公文書であっても平気で破棄し、公開しても多くは黒塗りで、黒を白と言い、有るものは無いと言い、批判や異論を封じ、問題を追及するメディアを恫喝(どうかつ)する。

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 しかも、国際組織犯罪防止条約の批准に「共謀罪」法が不可欠とする政府の主張は正しくない上に、そもそも同条約はテロ対策とは関係がない。政府は国会で、あえて不正確な説明をして国民を欺いているのである。

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 「共謀罪」法案についての政府の説明がまさしく嘘(うそ)と不正確さで固められている事実を通して、この政権が「共謀罪」法で何をしようとしているのかが見えてくる。この政権はまさしく国会を殺し、自由と多様性を殺し、メディアを殺し、民主主義を殺そうとしているのである。」
1960年に加えて、2017年の6月15日もまた、歴史に残る日となってしまった。(Shio)

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