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2012年3月

2012年3月29日 (木)

瑞穂町の家の棟上げ

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大安の3月24日から26日に亘って、「瑞穂町の家」の建て方を行いました。お庭の紅梅が今を盛りと咲いています。梅は咲いたか、桜はまだかいな。

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とはいえ足場の一番高いところに登ると、風はまだまだ冷たい。化粧柱の4寸角は三重県の尾鷲の桧で、壁に隠れる4寸角は大分県の日田の杉を使っています。

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午後5時半、棟木も無事に上がり、若い棟梁と棟梁の親父さんが御幣でつくった棟上飾りを据え付けました。ちなみにアトリエ海と棟梁シニアとは20年来のお付き合い。 

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家の四方を固める為にそれぞれの隅柱に四方餅を供え、お酒と洗米、塩を撒いて、いつまでも建物が無事であるよう お清めをしました。夕方、クレーン車の運転席に乗せてもらって、ニコニコだった二人のお孫さんも神妙な顔つき。4世代の上棟式です。(Shio)

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2012年3月22日 (木)

多摩産の木の家・5年後の訪問

今、新築工事中の施主御夫妻と一緒に、多摩産の杉を使って5年前に建てたお宅を訪問しました。内、外壁の左官工事が、今回も同じ「巧左官」さんなので、実際に見て確認して頂くことにしました。

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左官屋さんのコテ跡に手仕事の味わいが感じられる外壁です。多く目にするサイディングや吹付けなどとは又違った雰囲気を確認していただきました。

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古民家風に木部を塗装した室内は、いつもながら綺麗に整頓されており、感心してしまいます。この畳コーナーは来客(特に子供さん)に人気の場所だそうです。

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白いプラスター薄塗りの壁も、近くで見ると微妙な凹凸や気泡の跡があり、光の反射が柔らかく見えます。この梯子を登ると書庫になっている小屋裏収納。本好きの来客には、やはり人気があるそうです。一昨年暮れの見学会の様子もこちらで。(Nak)

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2012年3月15日 (木)

津波警告の碑

地下鉄東西線木場駅を降りて(上って?)、南側に歩いて行くと、赤い鳥居の洲崎神社が現れる。

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江戸名所図会の「洲崎弁財天社」では、すぐ南側が波の打ち寄せる海岸で、風光明媚な様子が描かれていますが、寛政三年(1791)、大雨に続く大規模な高潮で、「弁天社を始め、付近の家屋がことごとく流されて多数の死者、行方不明者が出た」そうです。

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嘉永3年(1850)の江戸切絵図を見ると、画面下側の中央に「此(の)辺一円、洲崎ト唱(う)。 深川又右門町一丁目二丁目ト有之(これあり)候(う)處、 寛政六寅年、御買上地ニ相成(り)、家作取(り)払(う」とあります。(図版は池波正太郎「江戸切絵図散歩」より)

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幕府は災害から3年後、州崎弁財天社から西のあたり一帯、約18,000㎡を買い上げて空地とし、その両端に「波除碑」を建てて、これより海側に人が住むことを禁じたのでした。名所図会にも人の背たけよりも大きい姿が描かれていますが、年月、震災、戦災を経て、砂岩で造られた石碑の高さは半分ぐらい。それにしても 説明プレートが邪魔です。(Shio)

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2012年3月 8日 (木)

もと・すえ・また

埼玉県寄居町のプレカット工場へ「瑞穂町の家」の打合せに行きました。

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仁六建設のトラック で運ばれた桧の柱を、仕上げ寸法の一歩手前まで鉋を掛けてもらいます。一本づつ各々の面を吟味して、四方無節、三方無節などを判別し、木口に印を付けているところです。

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この印と図面を見ながら、それぞれの柱をどこに使うかを決め、元口を下にして番付けを書いていきました。何かの本で読んだのですが「元」は「本」で根本のこと。「木」の下の方に横線があります。なるほど、「木」の上の方に横線があるのが「末」で、材木の空に近い方をそう呼びます。

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番付けは半間(3尺)ピッチで区切られた座標軸ですが、右上角から左へいろは、右上角から一二三で、柱や梁に「い一」などと記され、軸から外れると、「叉」が付きます。それで、積んである材木をよく見ると、「へ五」、「ほ叉二」、「叉に叉二」、・・・なんか愉快でしょ。(Shio)

 

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2012年3月 1日 (木)

続・建築展のお知らせ

前回に引き続き、初台・オペラシティ1階、木童ショールームで開催中の建築展の御案内です。これまでに手がけた、耐震補強しながら、自然素材の心地よさを楽しめる住まいに生まれ変わった、様々なリフォーム事例を紹介しています。

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このギャラリーも、木童で取り扱っている国産の無垢の木材を使った内装で、ほっとできる、心地よい展示空間がつくり出されています。

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紹介している事例で使っている木材の現物も、実際に手や足で触ってみることができますし、家具や木製の小物もいろいろ並んでおり、楽しめます。

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開催は今週土曜日・3月3日まで。3日の午後は会場で相談をお受けすることもできます。ぜひ、お出かけ下さい。(Nak)

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