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2012年11月 1日 (木)

小野記念講堂「乾いた花」

久しぶりに早稲田大学へ行き、小野梓記念館で、演劇講座「篠田正浩、池部良を語る」を観てきました。演劇博物館の「不滅の俳優 池部良の世界」展(11月25日まで)の関連講座です。

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竣工して7年。事務室が拡張して、早稲田ギャラリーが小さくなっていた他は、ほとんど変わりはないようでした。それに比べてキャンパス内は、商学部など高層の校舎が建ちならびつつあり、空が大分狭くなっていました。演劇講座の第1部は、篠田正浩監督「乾いた花」(1964)の上映。

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40年ほど前の早稲田祭、僕はこの映画のフィルムを、どこかの倉庫へ重い思いをして取りに行き、映写技師の手伝いをしたのでした。「ニュ-・シネマ・パラダイス」のサルヴァトーレ少年のようなものです。お弁当を用意したり、次々フィルムを渡したり。その時、画面の右上に白い印(フィルムを削った痕)が出たら準備して、2つ目で映写機を切り替える、ということを知りました。

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ここで、池部良は主人公のヤクザを演じ、その色気に魅せられて、翌年からの「昭和残侠伝」に懇願して出てもらった、と当時の東映のプロデューサーは語っています(チラシより)。第2部の講演で、篠田監督によれば、花札の賭博のシーンがやたら出てくるので、成人映画に指定されてしまい、拒否したら8ヶ月間お蔵になったそうです。原作、石原慎太郎。(Shio)

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