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2013年1月

2013年1月31日 (木)

中井・林芙美子記念館

送られてきた「TOTO通信・2013年新春号」で、藤森照信さんが「山口文象の自邸」を紹介している。隅田川に架かる清洲橋の設計者だ。その文章の中に「・・・「林芙美子邸」のような木造住宅を見ても、・・・。伝統のままのような、そうでもないような、語る言葉が見つからない。・・・」とある。

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山口文象はワルター・グロピウスのアトリエにいたこともあるモダニズム建築の担い手。僕は興味津々で中井にある、この和風住宅を6年前の2月に訪れていた。戦時中の1941年竣工で、1棟の床面積に制限があったため、2棟を勝手口と土間で繋いだプランになっています。

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橋の仕事をしている頃、「茶室にこって、京都の名茶席を残らず、実測して写真をとって回った 」(「建築をめぐる回想と思索」)山口と、「自分のイメージを伝えるために、設計担当者と大工を連れて京都まで民家や茶室を見学に行った」(記念館のパンフレット)施主の林芙美子の想いを、骨の太い構成と神経の行き届いた細部に感じました。

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写真は、そんな数奇屋造りの一角にある、夫緑敏のアトリエの天窓です。民家風の室内にモダンな光が差し込んで、「なるほどね。」と思ったりしたのでした。裏の高台に上って屋根瓦と天窓の納まりを見る。四角い袖壁、再度「なるほど。」(Shio)

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2013年1月24日 (木)

茶の湯の美術館・畠山記念館

白金台にある畠山記念館に出かけました。閑静な住宅街にある記念館は、実業家で茶人でもあった畠山即翁が収集した茶道具の名品の所蔵で有名な美術館です。
起伏に富んだ苑内には、沢山の樹木が繁り、茶室も数棟点在しています。

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敷地は、江戸時代には薩摩藩主の別邸だったところです。記念館の入り口には、樹齢300年という赤松の大木がそびえています。樹皮もさすがに迫力がありました。

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ちょうど、「春を祝う」 と題した冬季展が開催されており、明るい雰囲気の展示物が色々並んでいました。大胆かつ華やかで、親しみやすさも感じる茶道具の数々。「おしゃれ」です。

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苑内の舗石も美しくデザインされています。この先には、毘沙門堂・浄楽亭という茶室があります。
まだ雪も少し残る空気の冷たい午後でしたが、とても清々しい気分になりました。(Nak)

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2013年1月17日 (木)

キンドルとマック

電子書籍専用端末「キンドル」が、年末の28日に、ひと月近く前倒しで届いた。

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それで、正月休みはその設定と使い方の試行錯誤でつぶれてしまった。何しろ「Wi-Fi」ということからしてよく分からない。「できる」というガイド本を購入して、近所のモスバーガーとマックに通う日々でした。

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ここは中野セントラルパークのマック。まだ、二つの大学が開校していないので、空いている。Wi-Fiも繋がるし、電源も用意されていて、とても便利。最初、その方法が分からず、電源を切ってログアウトしたつもりが、10分以内に再度電源を入れたために、90分も課金されてしまった。(ソフトバンクに。)

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本は紙の方が好きなので、溜まってしまったインターネットの記事を、ワードにコピー&ペーストしてキンドルに転送している。何が良いかというと、画面が明るく、文字を拡大出来るので、照明を消しても、老眼鏡を使わず、寝床で文字を読みながら、そのまま寝入ってしまうということが出来るのです。写真は「プチプチ」で作った自家製のケース。(Shio)

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2013年1月10日 (木)

日和山から・石巻にて

昨年12月仙台に帰省した折、石巻まで脚を伸ばしてみました。
海が一望でき、桜の名所として知られる日和山公園に登りました。

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眼下に広がる空地。元は沢山の住宅や店の建ち並ぶ賑やかな海辺の街だったところですが、津波で流されてしまいました。震災当時、この山に避難してきた人達が、自分の街が目の前で破壊されていく様を呆然と眺めている映像が、ニュースで何度も流れていました。

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この中瀬にも、沢山の建物がありました。この川沿いの道路を車で避難している途中で津波に呑まれた人たちも多かったようです。先日の地元の新聞記事によれば、普段、車での移動が中心の人にとって、いざという時、車を乗り捨てて逃げることがいかに難しいか、それを考慮した避難計画が必要、とのことでした。

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中瀬に渡ってみると、遠景で見えた白いドームの「石ノ森萬画館」(漫画家・石ノ森章太郎の記念館 ) が修復を終えてオープンしており、子供達が訪れていました。
まだシートが掛けられている手前の建物は、旧石巻ハリストス正教会で、木造教会建築としては日本最古級とのこと。御茶ノ水のニコライ堂と同じ宗派の教会です。こちらも何とか元の姿を見せてほしいものです。(Nak)

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2013年1月 3日 (木)

馬橋稲荷神社

あけましておめでとうございます。本年もアトリエ海をよろしくお願いいたします。

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東京の元旦は晴天でした。初詣は住まいに近い杉並・馬橋稲荷神社に、とことこ歩いて行きました。自転車で鳥居の前を通り過ぎることはありましたが、お参りするのは初めてです。中々の人の出でした。

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かって神殿の先を流れていた桃園川は、今は暗渠となってしまいましたが、その面影を残そうと参道には小さなせせらぎが作られ、小さな石橋が架けられています。袂の石造の鳥居には昇り龍・降り龍が刻まれていて、仁侠映画のファンには感慨深いものがあります。

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この神社は旧馬橋村の鎮守で、鎌倉末期の創立。江戸初期の「武州多摩郡馬橋村寅御縄打帳」には「いなり明神社内福仙寺」とあるそうです。拝殿は昭和13年に改築されたもの。

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我が家は中野区にありますが、杉並との区境いに近いので、徒歩圏の円を描くとほぼ半々になります。今年は少し真面目に杉並の歴史も勉強しようと考えた年の初めのことでした。(Shio)



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