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2013年5月30日 (木)

シンポジウム「宇宙と原寸」

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先週の25、26の2日間、八王子の大学セミナーハウスでシンポジウムがおこなわれました。土曜の晩はワイン片手に「大竹十一の謎を追う」。日曜日は多くの学生も参加して、「宇宙と原寸-吉阪隆正と大竹十一」がテーマでした。偲ぶ会も兼ねています。

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お二人はこのセミナーハウスを30年近くに亘って設計したU研究室(最初は吉阪研究室)の創立メンバーです。会場には、約40枚の図面を展示しましたが、うち30枚あまりはボードに透明シートでラップした原図そのもので、大竹さんが何本もの鉛筆を駆使した描いた、その筆致をじかに感じてもらいました。

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シンポジウムの中で、U研OBで象設計集団の樋口裕康さんが「若い人は原図と言っても分かるかな」と会場に問いかけましたが、確かにキャド図面には原図はない。とすると、「原寸(1分の1)でプリントアウトすることはあっても、「原寸で描く」ということがない」ことに気が付きました。 

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大竹さんは常々、「原寸(現寸)によって、観念と現実が握手する。」ということを言われていましたが、設計行為の中でその過程が抜けてしまうとこれは大変だナと思いました。写真は上から講堂と図書館。教師館。長期研修館。いつもは屋根しか見えない国際セミナー館です。シンボル的な逆ピラミッドの本館と航空写真は2年前のブログをどうぞ見てください。(Shio)

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