« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月

2014年3月27日 (木)

茶室の起こし絵

Sdscn0287

新宿オペラシティ1階・木童での建築展「茶室のある家」では、折り畳み式モバイル模型とでも呼びたい「起こし絵」を展示しています。

Simgp0015

開けば、A3の紙挟みで手軽に運べて、組み立てれば、部屋の空間構成が一目で分かるという優れものです。

Simgp0021

先人は堅めの和紙に出入り口や窓を毛筆と墨で書き起こしたのでしょうが、我々には文明の利器があるので、やや厚紙に平面図と展開図をコピーするだけ。

Simgp0028

もっとも、糊代を設けたり、直角に交わるところは一方には耳を作り、片方に開けた切り込みに差し込むという技は必要ですが。これも日本の畳む文化。(Shio) P.S:ふたりとも、3年ごとの一級建築士定期講習を受講し、修了考査を高得点(?)でパスしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月20日 (木)

建築展のお知らせ

3月24日(月)から29日(土)まで、初台の東京オペラシティ1階・「木童 東京ショールーム」で建築展を開催します。「NPO木の家だいすきの会」と「木童」の共催で、「アトリエ海」が担当です。お知らせはこちらでも。

Sdtf

「茶室のある家」はまだ工事の半ばですが、茶室の木材を、京都の銘木店「松文商店」で選びました。

Photo_2

安政5年(1859年)の創業で、北山杉の磨丸太等を中心に、茶室の材料や銘木を扱っているお店です。この奥深く、町屋形式の空間が伸びていて、たくさんの木材が並び、茶室のモデルルームもあります。


S
施主と一緒に、材木屋さんの意見も聞きながら、ひとつづつ材料を選んでいく、という貴重で楽しい経験でした。その様子を中心に、模型などもご紹介します。(Nak)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月13日 (木)

京都・堂本印象美術館にて

Sdscn9594

先月、仁和寺から風情のある「きぬかけの道」を歩くこと20分、京都府立堂本印象美術館に行き、その建築と企画展「美の跫音-1952年のパリ・ローマ・フィレンツェ」を鑑賞しました。「立命館大学前」のバス停の真ん前。

Sdscn9595

京都市生まれの日本画家で、西芳寺などに600以上の障壁画を残している、帝室技芸員、日本芸術院会員の美術館は外壁のレリーフから、柱に巻かれた銅版の文様、窓のステンドグラスと鉄格子、ベンチの背板、ドアの押し板に至るまでデザインし放題。

Sdscn9600

竣工は1966年。1991年に所蔵作品とともに京都府に寄贈されたそうです。印象は明治24年生まれで、最初は西陣織の図案描きとしてスタートしたとのこと。そういえば「隅田川両岸絵巻」の藤牧義夫も染織図案の修行からその画業を始めています。
写真を撮ることは出来ませんでしたが、美術館に展示されたスケッチでは斜路に飾られたモノクロームが良かった。   

S

1952年のパリといえば、吉阪隆正先生がル・コルビュジエのアトリエにいた頃で、この先生のスケッチには「1951.2.24」と書かれています。(2004吉阪隆正展実行委員会-編 「吉阪隆正の迷宮」TOTO出版より) もしかしたら会っていたかも。(Shio)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年3月 6日 (木)

1年点検 「瑞穂町の家」

春の大雪で2週連続延期になっていた1年点検。3度目の正直で、実施できました。

Photo

前の道路や庭に、まだ雪が残っていました。敷地が広いので、雪かきが大変だったようです。陽射しは暖かく、空もきれいに晴れて、春の気配です。

Photo_3
洗面所の天窓を下からのぞいてみると、雪の影が見えました。北向きの屋根なので、なかなか雪が融けません。

Photo_4
無垢の木材と左官塗り壁がメインの内装ですが、夏、冬とも、最小限のエアコン使用で快適に生活できている、とのこと。断熱性が良いこと、南向き、等の条件も幸いしていますが、うれしい限りです。太陽光発電も、活躍しているようです。

1
和室には、ちょうどお雛様が飾ってありました。お孫さんたちは嬉しいことでしょう。(Nak)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »