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2014年10月16日 (木)

畑の中の聖堂

国道から小さな道に入り、畑の中を歩いていくと、木造の小さな教会が現れました。ここは秋田県大館市曲田にある「北鹿ハリストス正教会 曲田福音聖堂」です。
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日本最古の木造ビザンチン様式の教会で、明治25年に地元の豪農・畠山市之助によって「秋田杉」で作られました。前の年に完成した、同じロシア正教の、お茶の水の「ニコライ堂」に大きな影響を受けたとのこと。板張の外壁に、軒先や妻の破風の装飾が似合っています。
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中に入ると八角形のドーム型の天井に目を奪われます。これも秋田杉の板張りで、丸みを出す技術は「曲げわっぱ」の伝統によると言われています。シャンデリアも明治時代のものだそうです。内部は隅々まで細かい細工が施され、見飽きません。
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正面に飾られている聖像画は、日本最初の女流洋画家・山下りんの作品で、19点ほどあります。木製の上げ下げ窓から裏の畑の緑を眺めていると、風が入ってきて、穏やかな気持ちになってきます。
この日は午前中に大館市内のお寺で法事があり、午後時間が空いたので、市内からバスで40分ほどのこの教会まで足を延ばしました。お寺と教会と、まとめて回った訳です。(Nak)

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