« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »

2017年2月

2017年2月23日 (木)

ウッドデッキとサンルーム

昨年末に竣工・入居された「石神井の家」では、建て主さんが早速、ご自分で手を入れながら、外廻りを整えていらっしゃいます。

2
カラマツの床板を張ったリビングルームは、日当たりも良く明るい部屋ですが、奥に見える2か所の掃出しサッシの外に、それぞれウッドデッキを付けました。そのおかげで、8畳ほどのリビングの空間に広がりができました。

2_2
南側のデッキは3畳分ほどの広さですが、実際以上に「ゆとり」を感じます。建て主さんの希望で付けた、しっかりした手すりは、布団干しなどにも大活躍です。「内」と「外」をつなぐ価値ある空間です。

Photo
洗濯物干しが主な目的のサンルームですが、冬の陽が暖かくて気持ち良く、ご主人は椅子を置いて、のんびり過ごしているそうです。夏場の日除け対策はこれから、とのこと。

2_3
ガーデニングの好きな奥様は、ホームセンターで入手した材料で花壇をつくられていました。かなりの量の庭土もご自分で調達し、楽しんで、好みの形に仕上げています。

Photo_2
ウッドデッキに置かれていた、面白い形のサボテンと多肉植物の鉢。20年くらい育てているものだそうです。建て主さんが、このように楽しく暮らしているのを拝見するのは、設計者としても嬉しい限りです。(Nak)











| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月16日 (木)

大学セミナーハウス「見学会とシンポジウム」

Sdscn2701

先週の2月11日に八王子の大学セミナーハウスで新食堂棟の見学会とシンポジウムがありました。
午前の部の見学ツアーでは、U研究室OBの一員として、第一グループのツアーガイドを務めましたが、何度も来ているのにルートを間違えたり、ディテールの新発見もありました。開館して50年、奥の深い施設群です。

Simgp2000

新食堂「やまゆり」で昼食をとりました。2間(3,640㎜)グリッドで配置されている120角の柱が適度に空間を分節化して、大食堂にもかかわらず落ち着きのある雰囲気で食事、歓談することが出来ます。

Simgp2063

午後1時半からのシンポジウムは逆台形の本館4階の旧食堂で行われました。ここは、対照的に鉄筋コンクリートのシェル構造で食堂スペースに柱が全くありません。

Simgp2101

設計者の齊藤祐子さん、嶋田幸男さん、相羽建設の迎川利夫さん、そして構造設計の山辺豊彦さんから、多摩の杉を主構造とした新食堂棟の設計、構法、構造のポイントをお聞きしました。
プロポーザルコンペと確認申請等のお手伝いはしましたが、冒頭に設計スタッフとして紹介され、恐縮至極でありました。(Shio)

Sdscn6493

P.S  当日は雲がかかっていましたが、「やまゆり」からは富士山がよく見えます。
関連ブログ・大学セミナーハウス
       ・シンポジウム「宇宙と原寸」
       ・長期セミナー館宿泊棟
       ・木造ドミノ・ソーラータウン府中
       ・セミナーハウスの枝垂桜
       ・装苑6月号とセミナーハウス
       ・U研究室に関する3冊の本
       ・この夏の大学セミナーハウス
       ・セミナーハウス食堂棟竣工





| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月 9日 (木)

ドロミテの山々

イタリア北東部の山岳地帯にあるドロミテ地方に、スキーに出かけました。炭酸マグネシウムの含有量が多い石灰石(dolomite)でできている山々、ということでドロミテと呼ばれるようになったとのことですが、左官材料・ドロマイトプラスターの原料になる岩石、ということで、仕事柄、親しみを感じます。

3
それにしても、垂直に切り立つ岩山には、ただ見とれるばかりです。スキー場は雪不足でしたが、人工降雪装置がフル稼働し、ゲレンデコンディションも悪くなく、技術の高さに感心しました。

Photo
ドロミテ最高峰のマルモラーダ(3343m)の展望台からの景色。ずっと奥のほうはオーストリアです。左側は断崖絶壁。第一次世界大戦ではイタリア軍とオーストリア軍の激戦地だったそうで、戦争博物館がありました。

Photo_2
眼下に広がる谷間の街が、滞在したコルティナ・ダンペッツオです。絶景に見とれて岩山に激突しないよう気をつけながら、伸び伸び滑りました。

2
ワールドカップのコースを眺めながらランチです。翌日の女子滑降競技に備えてトレーニングランが行われており、それも見ることができました。
今回のツアーメンバーもシニア世代中心でしたが、ランチでは必ずビールかワインを飲んで山盛りパスタを食べ、午後も元気にどんどん滑る、という人々。

2_2
旅の最後は、車で2時間のベネツィアに立ち寄りました。サンマルコ広場では、鳩に交じって、たくさんのカモメが観光客から餌をもらっていました。(Nak)










| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月 2日 (木)

楽しいイタリアのデザイン

先日、北イタリアのスキーリゾート・コルチナに旅して感じたのは、身近なもののデザインがとても良いことでした。

Photo_2
スキー場のレストランですが、石と木材をうまく使って、明るく落ち着いた雰囲気になっています。メニューも簡単なサンドイッチ類からコース料理まで色々選べます。安くて美味しい。

Photo_3
ここで感心したのは、壁の板張り部分についている照明器具です。切鋼細工でウィンタースポーツの様子を浮き出させています。この他にも、スケートやジャンプや馬そりのシルエットの照明器具がありました。

2
スキー場のゴンドラも落ち着いたデザインです。場所によっては、カラフルな卵形のゴンドラもあったりしますが、いずれも見ていて綺麗だな、と感じます。

2_3
これはあちこちに設置されている「消火ホース」設備の蓋。色とマークですぐにわかり、良く考えられているデザインです。ホテルの廊下でも、クラシックな照明器具や電話機等とも馴染んでいました。

2_4
コルチナ自体は昔からのリゾート地で結構大きな街ですが、一角には、こんな小さな古い教会もありました。木製の扉や庇が素朴な味わいです。人に近いところや、ものが大事に作られている感じがしました。

一方、人を寄せ付けないような大自然の絶景は次回、ご報告。(Nak)









| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »