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2017年3月

2017年3月30日 (木)

「標的の島 風(かじ)かたか」を観て下さい!

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先週の3月25日から、東京・ポレポレ東中野で「標的の島 風(かじ)かたか」が公開されています。「風かたか」とは「風よけ」のことです。オープニングでその意味が分かります。

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この作品が、三上智恵監督の3作目です。ぜひ、多くの人に見て欲しいと切に思います。

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デビュー作はテレビのドキュメンタリーを映画化した「標的の村」でした。沖縄本島北部やんばる(山原)にある東村高江集落を取り囲むように米軍ヘリパッドの建設が計画され、工事の中止を求める地元住民の非暴力抵抗運動を中心に描かれています。僕はこの映画を観るまで、高江のことを全く知りませんでした。

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2作目は「戦場(いくさば)ぬ止み」。政府は名護市辺野古に、普天間基地の代替と言いながら、滑走路を2本に増やし、巨大な強襲揚陸艦が接岸できる軍港まで備えた新基地の工事を進めようとしています。アオサンゴの大群落があって、ジュゴンの棲む貴重な海、大浦湾を埋立て、戦後初めて日本国から米国に新しい基地を差し出すことに反対する住民たち。オスプレイが普天間基地に飛来します。

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そして、3作目の「標的の島 風かたか」は高江、辺野古の今に加えて、宮古島、石垣島で自衛隊ミサイル基地の建設計画に反対する地元の人々が丹念に描かれます。宮古島は僕が40年前、最初に行った沖縄で、本島からはプロペラ機でした。
写真は、それぞれの映画に関連する書籍で、下の2冊は三上さんの撮影記、写真集「やんばるで生きる」は解説を書かれています。映画館が遠くて観られない方は、ぜひ、こちらをお読みください。
なお、色付きの映画タイトルをクリックすると、それぞれの公式サイトにリンクします。予告編を観ることが出来ます。一見は百聞に如かずとか。(Shio)

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2017年3月23日 (木)

廃墟の美

先日、横浜の先、根岸まで足を伸ばしてみました。根岸森林公園内にある競馬博物館のギャラリーなどに立ち寄った後、広々した公園を散歩しながら丘を登っていくと、気になる建物が見えてきます。

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この三つの塔のある建物は、「旧根岸競馬場一等馬見所(スタンド)」で、廃墟ファンの間でも有名なものとか。ここに競馬場ができたのは1866年で外国人が中心だったのが、やがて皇室や政財界の人々が加わり社交場の様になっていったそうです。この建物は、アメリカ人建築家J.Hモーガンの設計で1929年に竣工。「二等馬見所」と「下見所」の二つの建物は、老朽化のため解体されており、この建物だけが残っています。

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古いお城の様な外観です。戦後は米軍に接収され、1981年に接収解除となりましたが、反対側(南側正面)は今でも米軍施設に隣接しているため、見ることができません(!)。
こちら側からは横浜の港方面の眺めも良く、芝生の上で、家族連れが楽しそうに過ごしていました。

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スタンドの客席の形が良く解る西側面。この季節は、這い回る蔦の枝が不気味な感じですが、夏は緑の葉で覆われて、美しそうです。

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エレベーターのタワーとのこと、近寄ると存在感がすごい。丸い窓をはじめ、凝ったディテールが昔の華やかさをうかがわせますが、開口部を塞いだベニヤ板や波板がとの対比が「廃墟感」をより強くしています。

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前庭には、昔の写真や図面が沢山展示されています。その中の一つで、見ることのできない南側客席の立面図。図面も丁寧に書き込まれたものでした。何とか補修をしながら残してもらいたい建物です。(Nak)








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2017年3月16日 (木)

キャベツとブロッコリー

「石神井の家」の現場監理の行き帰りは畑の道を歩きました。9月に入ったある日、双葉が列をなしているのが面白く、さて、何が植えられたのか、写真を撮り始めました。

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収穫されたブロッコリーとキャベツの一部は、隣接するビニールハウス前の臨時カウンターで販売されていました。5ヵ月間の観察記録です。(Shio)




































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2017年3月 9日 (木)

忘れないために

もうすぐ、東日本大震災から6年目の3月11日を迎えます。
先日、仙台に帰省した折、「せんだいメディアテーク」に立ち寄りました。ここでは、震災直後に「3がつ11にちをわすれないためにセンター」が立ち上げられました。

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市民を中心として、震災の記録や復興のプロセスを、映像、写真、音声、テキストなどでアーカイブとして蓄積し、発信しています。詳しくはこちらから。

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ちょうど7階のサロンで、記録の一部が展示されていました。定点観測の写真や震災前後の比較写真などのパネルが並んでいます。

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津波の後、かさ上げ工事が始まるまでの少しの間でも、自分たちが住んでいた土地にたくさん花を植たいと集まっている婦人たちの活動記録がモニターに流れていました。
このホールは地震発生時ほとんどの天井のパネルが落ち、たまたまこの階の会議室にいた在仙の友人がメールで送ってきた写真を見て、よく無事だった、と安堵したことを思い出しました。

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展示コーナーの一角では、それぞれの記録がLPレコードジャケットの大きさでまとめられ、裏面には記録者のコメントや、内容が見られるURLなどが書いてあります。

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1階のカフェ。オープン直後で空いていたので、のんびりコーヒーを飲みました。

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この「せんだいメディアテーク」は伊東豊雄氏の設計。曇り空にガラスのファサードが融けていくような、不思議な景色でした。ガラスに映るケヤキ並木もまだ枯れていますが、春はもうすぐ。(Nak)


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2017年3月 2日 (木)

染の小道の林芙美子記念館

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中井駅周辺で行われていたイベント「染の小道」に,6年ぶりに出かけました。妙正寺川に「反物」を架ける「川のギャラリー」と商店街を「のれん」で飾る「道のギャラリー」の二構成です。

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その一環として、北西の住宅地にある「林芙美子記念館」の門にも「晩菊」と名付けられた暖簾が掛けられ、洒落た趣に。作者名には「東京造形大学」と書かれていました。

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夫の緑敏が芙美子の遺品を管理するために建てた石蔵は、現在ギャラリーとして年4回展示替えをしているそうですが、

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この日は、やはり造形大学のテキスタイルデザイン専攻の学生さんの絞り染めの浴衣が展示されていました。

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アニメのまちづくり」で紹介したフジオ・プロの暖簾も見たくて、足を延ばしましたが、今回は参加してなかった。それで玄関にあった「ニャロメ」の外灯。(Shio)



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