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2018年3月22日 (木)

「床斜め張り」実験の見学

当社が参加している「NPO法人 木の家だいすきの会」では、人も、家も、健康な家づくりを目指して「グリーンエア工法」を開発しています。(詳しくはこちら
その中では、構造的技術の一つとして、床や屋根の下地に、構造用合板ではなく無垢材を斜めに張る「斜め張り工法」で、強度を確保しています。

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これは実際の現場で行った2階床下地の斜め張りで、30㎜の杉板を隙間を空けて張っています。外壁周りは接合金物の取り合いや、断熱材吹き込みの納まり上、桁に「受け材」を取り付けて、そこに斜め張りの板を打ち付けると好都合なケースがあります。
今回は、その工法で必要な耐力が得られることを確認するための実験を行いました。

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ここは小平の職業能力開発総合大学校の実験室です。2014年から、斜め張り工法の様々な実験に協力して頂いています。1820㎜×2730㎜の試験体(杉材)をセットし、左右に加力しながら変形を測っていきます。

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斜め張りの板の端部を、梁・桁に沿わせて取り付けた受け材「際根太」に釘打ちしています。

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少しづつ加力を大きくして、変形との関係がグラフで現れるデータを、モニターで確認しているところです。変形が大きくなって、試験体の木材が音をたてはじめると、画面を覗きこみながら、ちょっとドキドキします。

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必要な耐力が得られることを確認してから、一応データが取れる限界まで加力して変形させます。どこがどのように壊れるのか、どの釘が抜けるのか、等、実際に目で、耳で体験することは、とても貴重な経験だと感じました。(Nak)




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