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2018年10月11日 (木)

昭和の古民家・十勝

度々出かける北海道の帯広近郊にある「旧川原家」は、昭和8年に建てられた民家です。富山県高岡市から入植した川原家2代目の方が完成させたもので、自営農業の傍ら、運送業や小間物屋を営んでいたとのことです。現在は帯広市に寄贈され、「とかち大平原交流センター」の付属施設として公開されています。

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当時としては珍しいコンクリート布基礎を用い、構造材は地元材、造作材は秋田杉を取り寄せるなど、贅をこらした建物です。マンサード風の屋根もちょっと洋風の味わいで、本州の民家と、北海道の暮らしに適した住空間をミックスさせた造りです。

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広い廊下をぐるりと廻して、各室の独立性を確保しているところ、トイレと浴室を屋内にしたところ、などが当時としては先進的だったそうです。

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仄明るい茶の間は、障子やガラス戸の格子の細かい細工がきれいで、落ち着ける雰囲気です。市民交流の場として、使われることもある様です。

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地元名家ならでは、の人の集まりに使われていた、床の間のある和室です。右側の欄間の彫刻も立派なものでした。

Kawahara
川原家を背景にした昭和の写真発見・・ではなく、交流センター主催の「馬耕から十勝農業を学ぼう」というイベントでの記念写真です。知り合いの牧場の馬が、前庭の畑を耕すデモンスレーションを行い、好評だったそうです。

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同じ敷地内に「とかち農機具歴史館」があり、人力から畜力、そして大型機械への変遷がよくわかる、面白い展示施設です。人力や馬にひかせて使う農機具に見られる人間の「工夫」と形の面白さ、昭和20-30年代に活躍した輸入トラクターの、クラシックカーの様な「カッコ良さ」が一見の価値あり、です。(Nak)





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