住宅

2020年9月10日 (木)

ウォールナットのテーブル

先月のことになりますが、引っ越し間近の「成城の家」の施主ご夫妻と、ダイニングテーブルを選びに出かけました。新宿パークタワーにある「ATELIER MOKUBA」のショールームです。

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施主ご主人の希望は、ブラックウォールナットの一枚板です。テーブルにふさわしい大きさにカットされ、ウレタン塗装済の天板材の板がずらりと並び、壮観でした。どれも木目が美しく目移りします。お値段もなかなかでした。

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これはと思うものを引き出してもらい、全方向から眺めたり触ったり・・。ウォールナットは「くるみ科」の樹で北米産が多いようです。深い茶色と美しい木肌が特徴で、硬くて丈夫。乾燥後の狂いも少ない材料です。

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脚はスチールの角パイプをT字型に加工したもの。その上に板を載せる方式で、重厚な天板と軽快な脚部の組み合わせがモダンな雰囲気になります。

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こんな感じの美しいダイニングテーブルになりました。大きさは180㎝×85㎝、厚さは5.2㎝あります。板の裏側(ラベルが貼ってある)ですが、木目が優しいので、こちらを使おうかという話になりました。

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施主ご夫妻に座って頂き、食器を並べて広さを確認しました。
9月初めに引っ越しされて、暑い中まだ片付け中とのお話ですが、このテーブルがセットされたダイニングルームを拝見するのが楽しみです。(Nak)


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2020年8月13日 (木)

「成城の家」完成見学会

やっと梅雨明けした先週末、「成城の家」の完成見学会が行われました。当社「アトリエ海」と施工担当の「トトモニ」が参加している「NPO木の家だいすきの会」の主催です。

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リビングと、それに続く畳コーナー。障子を閉めれば独立したスペースになります。突き当りの襖の色も好評でした。

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リビングから右手を見ると、吹き抜けのあるダイニングルームです。高窓からの光が、白い漆喰壁をきれいに見せてくれます。床は「ナラ」の無垢板。奥左手はキッチンの入り口です。90㎝×180㎝のテーブルがちょうど良く、ここでお話の弾んだお客様もいらっしゃいました。

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90歳のお母さんと一緒に来てくれたお客様(友人)。住宅に色々興味があって、楽しんでくれたようです。

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鋼板と集成材を組み合わせたオープンな感じの階段は「上りやすい」と皆さんに言っていただきました。

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2階の部屋には、今回使用した材料の見本などを並べています。
2階の床は「から松」の無垢板。壁は「和紙」貼りです。

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今、住まいを設計中のお客様は、建築材料、窓の高さやガラスの種類など色々細かく見ていらっしゃいました。猛暑の中、ご参加の皆様ありがとうございました。(Nak)

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2020年8月 6日 (木)

鉄のささら桁階段

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一年余り前に「モダンなインテリア」で紹介した練馬区のK邸、今回は外構です。

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インテリアコーディネートと同時に設計を依頼されていた、アプローチの階段がだいぶ遅れて完成しました。コロナ禍の影響もあり、写真の撮影はさらに遅れました。

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段板は南洋材のセランガンバツ厚さ30mm、三枚のギザギザした切込みのあるササラ桁は厚さ12mmの鋼板を溶融亜鉛メッキで仕上げています。

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竣工間近の成城の家でも、鋼板のささら桁を使いました。こちらは上下に切込みを入れてイナヅマ型です。今週の週末8日(土)、9日(日)に見学会があります。予約はこちらまで。(Shio)

 

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2020年7月30日 (木)

「成城の家」もうすぐ完成

3月初めに着工した「成城の家」は、完成までもうひと息です。コロナ禍の中で心配な事も多々ありましたが、建て主さんはじめ、現場に係る人たちみんなの頑張りで、ここまで来ることができました。

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障子の仕上げ作業をする建具屋さんたちです。桟を彫り込んで小さな取手を付けているところ。

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リビングと一体になった階段は、白く塗った鉄骨の骨組みに集成材の段板を載せて、軽快な空間になりました。ガラスブロックの小窓からの光も効果的です。1階の壁は漆喰塗、床はナラの無垢板です。

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段板はタモの集成材。フラットバーのみの手摺が開放的です。この辺りは建て主さんの好みが反映されています。

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ダイニングの吹き抜けを見下ろす廊下の手すり壁です。所々に構造材が現れ、ちょっと複雑。

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左壁の斜めのラインは、大屋根の傾斜を反映した天井ラインを延長したものです。突き当りはご主人の寝室&書斎です。

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ドアを開けて中に入り上を見上げると、こんな楽しい?天井になっています。

若い世代の工務店「トトモニ」との協働も楽しんだ今回の現場、8月8日(土)9日(日)見学会を行います。ご案内は「こちら」です。(Nak)

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2020年6月11日 (木)

成城散歩-新しい鑑賞様式

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新型コロナウイルスの影響で、世田谷美術館分館・清川泰次ギャラリーは臨時休館が続いていました。

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先週の6月1日にようやく再開され、2020年度第一期収蔵品展「清川泰次 絵と言葉」を観ることが出来ました。

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入り口のポーチで手を消毒し、受付で検温してもらって、連絡先を記入します。

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吹抜けた展示室の傍らに、庭に面して落ち着いた休憩室がありますが、ここでいくつか「新しい」ことがありました。

・棚に飾ってあった画集が無くなり、閲覧は受付に申し出ることになりました。

・自由に飲むことが出来たお茶が無くなりました。

・二人掛けのソファーは一人で利用することに。

・そしてこの部屋の利用は一度に2名までに限定されています。

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入り口に戻って考えました。現在のところ、このウイルスが消えてなくなる気配は全くありません。であるならば、生活の様々な場所で「新しい様式」を試行錯誤することになるのだろうなと。(Shio)

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2020年5月28日 (木)

成城散歩-老木と桜若葉

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成城の家の現場への道には桜並木があります。昨年12月9日の写真です。以下は右側のサクラについて書いています。

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年が明けて、1月10日に撮影。樹木医が診断したらしきテープの脇に植え替えの「お知らせ」がありました。

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成城のまちが誕生した昭和初期に植えられたものだとすれば、樹齢100年前後の老木です。

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そして3月6日の成城の家の地鎮祭の当日、まさしく伐採工事が行われていました。

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桜並木が満開の3月24日にはまだ姿を現してはいませんでしたが、

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翌週の31日には、枝の先に花を付けた染井吉野を見ることが出来ました。

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そして、先週の5月22日に桜若葉を発見。次の世代のスタートに立ち合えたようでちょっといい気分。(Shio)

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2020年4月30日 (木)

成城の家の棟上げ

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先週の土曜日、成城の家は、粛々と棟上げが行われました。プレカットされた部材が移動式クレーンで次々と運ばれていきます。

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4月に入って、自宅での作業が多くなり、外出を控えるようになりましたが、墨出しの確認、配筋検査、コンクリートの打設立会いなど現地での打合せは欠かせません。

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棟梁以下、職人さんたちもマスク着用の上、なるべく相互に距離を空け、手洗い励行の現場です。施工の現場担当によれば、壁などで空間が閉ざされていくにつれて、職方が重ならないよう工程にも配慮するとのこと。

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天気にも恵まれ、段取り良く進んで夕方には棟も上がり、棟梁が棟飾りを取り付けました。お清めをしてこの日の作業は終了。

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 帰路、桜並木の若葉が清々しく、久しぶりに気分がスッキリしました。(Shio)

 

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2020年4月 2日 (木)

成城散歩-桜が満開

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成城の家の現場に通い始めましたが、まだ土工事の段階なので、先週、今週は現場にいるより周囲を散策している時間のほうが長かった。

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駅の北側、成城大学のある成城6,7丁目には「せたがや百景」に選ばれている桜並木があって、「車高の高い車を運転の方へ 桜の枝に注意!」の看板も。

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南側の敷地に通う桜並木は、ピンクに紫の混じった「ソメイヨシノ」と白い花びらに若葉がのぞく「オオシマザクラ」が植えられていて、落ち着いた雰囲気です。

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そして坂を下った仙川沿いの桜といえば、邪魔ものの無い川の上に大きく枝を広げて思い存分咲き誇っていました。

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その満開の桜の向こうに東宝スタジオのモスラ!(Shio)

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2020年3月19日 (木)

成城の家 地鎮祭

「成城の家」の地鎮祭が、先日、執り行われました。幸い、天気にも恵まれました。

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敷地中央、4本の竹に紅白の幕を巡らした祭壇で、神主さんによる祝詞奏上が始まりました。

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施主による「鍬入れ」の儀です。以前のお仕事の関係で、慣れていらっしゃるそうです。

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「玉串奉奠」の儀、は参加者全員で行いました。写真は施工:トトモニの現場監督さん。

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「四方祓い」の儀で、「切麻」(きりぬさ)と呼ばれる細かい紙片を、敷地の四方に撒いています。
完成は夏の予定です。ここへ来て、色々と気懸りなことばかりの世の中ですが、工事が無事に進むことを皆で祈りました。

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ところで、式の間、静かに雅楽が流れていましたが、この黒い箱が、その音源でした。SDカードを挿入するアンプで、スピーカーは高坏の後ろに密かに立っていました。昨年、別の現場の地鎮祭では、CDプレーヤーでした。(Nak)

 
 

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2020年3月12日 (木)

成城の家のプレカット

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先週の木曜日、成城の家のプレカットの打ち合わせで、ひたちなか市の「茨城東部プレカット協同組合」へ出掛けました。事務所棟は鉄骨造に板張りです。

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同行は施工をお願いしている株式会社トトモニの代表と現場担当の若いお二人。

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ここ、ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」には、アトリエ海が携わった建築が、プレジャーガーデンにいくつかあります。

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「絵本とおもちゃの世界」をコンセプトに30年前、おとぎ列車、サイクルモノレールの駅舎、チケットブース、売店、トイレ等の設計を担当しました。統括は株式会社都市計画研究所。

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そのうちのひとつ、「森のロッジ」をイメージしたジェットコースターの駅舎です。鉄骨の躯体に杉板18mmを透かし張りにして、木洩れ日の駅舎です。(写真は竣工当時)

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閑話休題。打ち合わせを終えて昼食後、水戸市の「富田木材有限会社」に伺いました。今回使用する杉と桧は茨城県産材です。

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打合せの後、製材所や原木置き場を見学し、銘木倉庫で「栃」の「虎杢」「縮み杢」「玉杢」というのを教わりました。(Shio)

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